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お子さまの矯正について|よくわかる歯のお話

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お子さまの矯正について

方針イメージ

矯正治療とは

 歯並びや噛み合わせが悪いことを不正咬合と言います。不正咬合があると口もとの形が良くないばかりでなく、歯の働きが妨げられたり、歯の清掃が十分できなくなって、虫歯やはぐきの病気にかかりやすくなります。

歯科矯正治療はこの不正咬合をなおし、虫歯や歯周病になるのを防ぎ、発音を明瞭にすると共に食べ物をよくかめるようにして健康を一段と増進させようとする治療なのです。

不正咬合(こうごう)の原因

 不正咬合を起こす原因は大きくわけて2つあります。その1つは遺伝によるもので子が親に似た歯並びや、噛み合わせになるのはこの為です。もう1つは骨の発育障害や指しゃぶりなどの癖によるものです。また虫歯も治療しないで放置すると歯並びを悪くする原因となります。

治療時期及び期間

 治療時期は通常、乳歯が抜けて永久歯に生えかわる時がよいのですが、ある場合には乳歯の時になおした方がよいこともあり、また大人になってからでも治すことができる場合もあります。通院は月に1〜2回で治療期間は6ヶ月で治ることもあり、2〜3年かかることもあります。また治療後、大人になるまで観察が必要なこともあります。治療時間及び期間は不正咬合のひどさや原因によって、いろいろですので一度診察を受けて最もよい時期に治療することが大切です。

矯正治療について

 歯並びが悪い人は、顎の骨の大きさと、歯の大きさとの釣り合いがとれてない場合が多い様です。小さな顎の骨に大きな歯が並べば、出っ歯になったり、乱ぐい歯になったり、八重歯になったりします。

こんな時は、歯の数を減らして、顎の大きさにつり合った歯列にしなければなりません。むろん抜歯したところの隙間は残りの歯を揃えることによりなくなるようにします。悪い歯並びを治すには、歯を動かしてきれいに揃えねばなりません。しかし歯の根は顎の骨の中に埋まっていますので、歯が動くためには、根の埋まっている部分の骨が変わってくれなくてはなりません。この骨の変化は人によって差がありますが、要は骨の変わる早さだけしか歯は動かせないことになります。だから歯を動かす期間だけでも、短い場合で2年ぐらいかかるのです。

下顎がまがっていたり、前方または後方にずれていたり、かみあわせが深いなどの不正があるかたは、顎の位置を正しくしてやらねばなりませんが、正しい位置に動かしたあとで、顎がその位置に安定するまで治療を続けねばなりません。この場合は歯を動かす時よりも、さらに長い期間(4〜5年)がかかります。

 このような変化は、発育との関連もありますので、ある程度発育が終わるまで様子を見ていなければならない場合があります。だから症例によっては小さい時から始めて、終わるまで10年以上かかることがあります。

治療開始にあたって

 矯正治療を始める時には本人や家族の方々にいろいろ調査し、歯の方をとったり、顔や頭の写真やレントゲンをとり、詳しく調査します。この調査結果をもとにして治療の方法や、治療に要する大体の期間をお話いたします。

治療による痛みはほとんどない

 治療に取りかかりますと矯正装置を使って歯や顎を動かしていきます。この力は大変弱い力なので患者さんに痛みはほとんどありません。しかし、使用する装置によって一時的に痛みを感じることもあります。

通院について

 装置が入った後は、一般的には3〜4週間に一度のわりで、通院していただくことになります。それは矯正装置が働く期間に限度があるからです。あるところまで歯や顎が動いてしまうと、もうそれ以上は装置が働かなくなりますので、そこで装置を調整してまたある期間働くようにするわけです。

 だから3週間ぐらいしか働かない装置を使った時は3週間ごとに調整に通っていただくことになります。矯正装置には、たくさんの種類がありますが、その患者さんを治すのに一番都合のよい装置を使いますので、先生の指示する間隔で、きちんと通院してくださらないと、よい治療結果は得られません。

歯並びがよくなっても、治療が終わったわけではありません

 歯並びがよくなってからは歯や顎が新しい位置で安定してくるのを待つことになります。この時期では、通院も1ヶ月に一回、または2、3ヶ月に一回でよいようになります。ところが患者さんの方で、これだけ治ったんだからもうよいと、勝手に通院をやめる方がありますが、みかけは治ったようでも、まだ安定した状態になっていないのですから、そんな時は、すぐにはじめのような状態に後戻りします。ですから先生が大丈夫というまでは治療を続けて下さい。

通院できる見込みがたってから治療を始めましょう

 前にも述べましたように、矯正治療は長い時間がかかりますので、その間きちんと通院できるかどうか、よく考えてから始めて下さい。ことに学生の方は学校の担任の先生によくお話をして、通院の許可をもらっておくようにしてください。中途で治療を止めると、始める前より一層悪くなるというようなこともおこります。

約束を守れない人は治りません

 時々わがままな患者さんがありまして、装置を指示通り使わなかったり、自分でいじって何度もこわす方がありますが、こういう方の治療の責任はおいかねますので、はじめによく言い聞かせておいて下さい。

分担執筆:伊東祐樹


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